ペットにウォーターサーバーを使うときの注意点

ペットにウォーターサーバーを使うときの注意点

マルチーズ

ワンちゃんにもウォーターサーバーのお水を使ってあげることで、より安心な生活を送ることができます。

 

しかし、ウォーターサーバーのお水については、その選び方から実際の使い方まで、ある程度注意していただきたい点があります。

 

ウォーターサーバーは「軟水」を選んでください

ワンちゃんの中には、ミネラルバランスが崩れることで病気を引き起こしてしまう場合があります。

 

もっとも多いのが「膀胱結石」です。この病気はその名の通り、膀胱の中に石が作られてしまう病気で、場合によっては尿道につまっておしっこが出なくなり、命の危険にさらされることもある恐ろしい病気です。

 

ですので、こういった病気のリスクを下げるためには日常生活でのミネラルバランスが大切であり、ミネラル豊富な硬水の場合、ワンちゃんにとって病気のリスクになることがあります。

 

ですので、ウォーターサーバーのお水は必ず「軟水」を選んであげてください。

 

お水はこまめに交換してあげましょう

水道水には微量ながら、細菌の繁殖を抑えるための消毒剤が使われています。

 

ですので、ワンちゃんが自由にお水を飲めるよう、食器やペットボトルに入れて、長時間おいてもそんなに細菌繁殖は見られません。

 

しかし、ウォーターサーバーのお水は消毒剤はまず使われていませんので、やはり長時間放置すると簡単に細菌が繁殖します。

 

さらに、3歳以上のワンちゃんのほとんどが歯石の付着や歯周病を持っているため、そこからの細菌が容易に飲み水に混入してしまいます。

 

これもお水が汚染されやすい要因ですので、やはり置き水には注意が必要です。

 

特に夏場は最近繁殖しやすいので、少なくとも数時間おきにお水を交換してあげましょう。

 

お水の飲み過ぎに注意

私の経験上、ウォーターサーバーに変えると、お水をよく飲むようになるワンちゃんが多いと感じています。

 

もちろん健康なワンちゃんでは、お水を飲むことはなんの問題もないのですが、たまにお水の飲み過ぎで、ウンチがゆるくなってしまうことがあります。

 

これは夏場でお水をよく飲むようになるとちょくちょく見かけるもので、どちらかというと小型犬よりは大型犬に多くみられるようです。

 

ですので、大型犬の場合は特に、もちろん小型犬も、ウォーターサーバーのお水に変えて、あまりにもお水をガブガブ飲んでしまう場合には、少しセーブしてあげる必要があります。

 

ちなみに、お水の種類も変えていないし、ドックフードやおやつなど、環境的に変化がないのに、お水をよく飲むようになるのは、病気のサインですので注意が必要です。

 

おわりに

ウォーターサーバーのお水はワンちゃんの健康を維持するために、非常に大切です。

 

しかし、その特徴を把握した上で使用しないと、逆にワンちゃんに負担をかけてしまうこともあります。

 

今回の情報を参考に、ウォーターサーバーをワンちゃんの健康維持にお役立ていただければ幸いです。

 

>>犬におすすめのウォーターサーバーはこちらをご参照ください

 

-記事作成者:フォロン動物病院 獣医師-

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